イイ公園
いいはらちゅうおうこうえん
飯原中央公園
所在地:早良区原7丁目(飯原校区)
開園:2011年
面積:11,243㎡
区分:近隣公園
※公園基礎調査表あり
 早良区の飯原は、文字通り飯倉と原の中間点にあり、昭和40年代にそれまでの田畑が宅地化された地域です。その当時、多くの30〜40歳代のファミリーが戸建てを購入した新興住宅地は、現在では一気に40年の時を経ることに。その高齢化が地域の将来にとって、大きな課題となりつつあります。
飯原校区の街並み
 飯倉中央公園は、街の台所となるイオン原店(ダイエー原店と言ったほうが親しみがあるかもしれません…)や飯原小学校に近接する11,243㎡の大きな公園で、子どもたちがサッカー教室をできるほどのグランドや子ども向けの遊具、高齢者向けの健康器具も設置されています。最近では、安らげる公園が評判となり、地元地域の方はもとより、遠足で他校区の小学生が訪れることもあるそうです。
子どもたちが走り回るグランド(地域広場)
屋外型の健康器具がお出迎え
 この公園の歴史は意外に新しく、平成23年の開園。それまでは校区内に大きな公園がなく、地域からの建設の要望もあったところに、大きな田園を用途転用する話がもちあがり、現在の姿へと生まれ変わりました。「公園ができるまでには、地域のみなさんで何度も話し合いをしました」とは、自治会長の古賀さん。甲斐あって、地域の人に喜ばれる使い勝手の良い公園が出来ました。とくに、フェンスも備えるグランド(地域広場)は、利用前の申し込みがルール化されていてしっかりと時間割が出されていたり、公園愛護会が4団体ありそれぞれの団体が役割分担して管理を担っていたりと、地元地域で公園を守っていこうとする意識が徹底されています。
積極的に進められている花を植える活動
 特筆すべきことがもう一つ。それはこの地域の、“高齢化”への向き合い方です。前段でもお話ししたように、一気に押し寄せますます加速する高齢化問題にどのように立ち向かうのか…。この校区では、市民の共有空間である公園をうまく活用し、高齢者のみなさんが「活躍できる場」を生み出しています。公園愛護会とも連動した「花を植え育てる活動」や定期的な「清掃活動」など、ますます高齢化が進む“これから”を見据えた取り組みがなされています。10年先をテーマにする「高齢化を考える会」では、公園を活用した健康づくりや親子世代の交流も語られています。「作業が上手い下手も大事だけど、それよりもまず生きがいになる“活躍の場づくり”が先決」というのが、公園を守る皆さんの共通意見です。
掲示板には、利用ルールやお知らせを記載
 美しく、そして活気ある公園づくりについて、高齢者のみなさんが熱心に語り合っているようすを想像するだけで、なんとも微笑ましくも頼もしい思いがしてきます。
まちづくりに取り組む古賀自治会長と山口さん
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